年があけて

謹賀新年
2021年、遅ればせながら、おめでとうございます。
休みの間、今は東京で住んでいる長女の部屋を片付けていたら懐かしいものが。2001年オランダ・マーストリヒトで開催された国際姿勢歩行学会の時のお土産が(スキポールで買った記憶)。絵を描く能力を持っているのではないかと勝手に思い、当時5歳の彼女に買って帰った色鉛筆。50本の色鉛筆はすでに使用され、もうないが、ケースだけは残していた様子(当時はベルが大好きだったのでそのシールも付けられたまま)。
それから20年の年月がたち、私は30代、40代を経て今に至り、彼女は25歳になった。20年というスパンでみると、互いに成長・発達していることは事実のようだ。
Slow Dynamics。個人的にも社会的にも、時間がたてば解決していることもあり、振り返ってみれば成長していると思えることもある。このような時代だからこそ、そのように思いたいし、もっと苦労されている方々に対しては、勝手気ままと思われてしまうと思うが、エールを贈らせていただきたい。
ケースが残されていたのは、ゴッホのチカラか、私と長女との関係か、その時のエピソードか、何かはわからない。ただ、どれも欠けてしまえば、それは残らなかったのかもしれない。互いに関係しあい重みづけたに違いない。
時代が変わっていきながらも、残り続けるものとは何か。残さなければならないものは何か。そして何を新しくつくらないといけないのか。何を解体したりリセットしないといけないのか。そんなことを勝手気ままに考えているお正月でした。
皆様にとって、振り返ってみれば、良き一年となりますように。私も社会のためにもう少し頑張ってみます。

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