研究室を主宰する森岡周が、日々、真剣に、あるいは適当に生きている中で思った・考えた・行動したことを
エッセイとして書いています。
更新日:2025年04月10日
私たちは日常で何気なく「正義」という言葉を使います。その背後には、「自分こそが正しい」という無自覚の確信があります。 しかし、歴史や現実の社会を見渡すと、正義はしばしば揺れ動き、状況や立場次第で容易に姿を変 […]
更新日:2025年04月10日
現代社会では、情報過多と急速な変化が私たちを取り巻いています。そのため、日常的に素早く判断を下す必要性から、物事を「正か誤か」「善か悪か」「味方か敵か」といった二項対立的な枠組みで捉える傾向が生じています。こうした単純化 […]
更新日:2025年04月10日
現代社会では、「他人からどう思われるか」「周りに認められているか」ということが気になりやすいものです。SNSなどを通して、承認や評価を得る機会も増えましたが、その一方で本来の自分がわからなくなってしまう―― […]
更新日:2025年02月07日
現代社会では、生産性や効率が美徳とされ、常に「何を達成したか」「どんな成果を出したか」が問われがちです。そんな風潮の中で私たちは、「やる自由」を享受する一方で、しばしば「やらない自由」を疎かにしてしまうことがあります。と […]
更新日:2025年01月24日
今回は、マルティン・ハイデガーの哲学に登場する「未来への投企(Entwurf)」と、ジョン・キーツに由来する「ネガティブ・ケイパビリティ(Negative Capability)」のあいだにあるとされる“矛盾”について考 […]